石狩湾耳鼻科 | |
秋の花粉症 |
【秋の花粉症】 Q:毎年秋になるとくしゃみ、鼻水がひどくなります。秋の花粉症ってあるのでしょうか。
A:北海道の花粉症といえば、4月下旬から5月にかけての白樺花粉症、6月のイネ科牧草花粉症がよく知られています。しかし、花粉症は春だけでなく、秋にもあります。 |
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Q:ヨモギの花粉症の場合、ヨモギ餅などは食べることができないのでしょうか。 A:白樺花粉症では約半数の患者さんでリンゴ、サクランボなどで口がかゆくなったり腫れたりする口腔アレルギーが問題になっています。しかし、以前の調査から、ヨモギ花粉症であってもヨモギ餅などを食べられない人はいませんでした。おそらく花粉の中のアレルギーを起こす蛋白はヨモギの葉には含まれていないためと推測されます。 Q:ヨモギ以外の秋の花粉症はないのでしょうか。 A:秋の花粉症といえば、本州ではブタクサ花粉症が代表的なものです。しかしながら幸いなことに札幌などの道央地区をはじめ、北海道の大部分の地域ではブタクサの植生はありません。道南の函館地方、そこから北上した太平洋岸にはブタクサの植生はあるとされていますが、ごくわずかと思われます。 |
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